首、肩、腰が…ということで、マッサージや整形外科を頼るのも大切!ですがその前に、生活習慣を見直してみるのも必要でしょう。なんといっても「生活」の中での「習慣」ですから、知らず知らずのうちに痛みやこりを悪化させ続けている、なんていうことにもつながりかねません。一方で普段の生活の中に組み込めるリラックス法があるのも事実。これらを上手に取り入れることができれば、それはそれで健康な毎日を送る上で有益です。そこでよくない習慣をどうすればよいものにできるか、について紹介しましょう。
デスクワークを長時間、という方は、ついつい姿勢が悪くなりがち。PC作業によって前傾気味になる、というごく基本的なものから、中には机にもたれかかったり不自然な姿勢で椅子によりかかったり…。これは腰や背中が痛いというサインに他なりません。痛いから自ずと痛くないような恰好になっているのですね。また、背が高い人にありがちなのが猫背。どうしても相手の視線にあわせようと屈んだり、アタマをぶつけないようにと背中を丸めることが多いので仕方がないといえば仕方がないのですが…あまりにもクセになってしまっているようなら改めたいものです。
座っているときの姿勢が悪いという自覚のある人、もしくは周囲から指摘された人は、自分の姿勢が崩れた瞬間に休憩を取りましょう。最低でも1時間に1回。姿勢が崩れていることがすなわち肩こりや腰痛の原因なのです。また眼精疲労から目を守るためにも、こまめにデスクを離れる習慣をつけましょう。
朝ごはんを抜く、晩ごはんを食べてすぐ寝る、魚と野菜はあまり食べない、いちどにドカ食いする…どれも食生活としてはよくありません。その結果どうなるかというと、体質にもよりますが肥満、もしくはやせ過ぎということに。この「太っちょor ガリガリ」はいずれにしても肩こり、腰痛になりやすい体質なんです。そうでなくても不健康につながりますので、食事は規則正しく、適量を。いちばんよいとされているのは「一汁三菜」といわれている食のスタイル。ごはん、汁物に肉や魚、卵などのタンパク質を補う主菜を一品、豆や野菜、海藻などのミネラルやビタミン、食物せんいを補う副菜を2品組み合わせた日本食のスタイルです。これをベースにアレンジすると、自然と栄養バランスに優れた食事が摂れるようになります。
また旬の味を食事にとり込むのもアリです。そのときに気をつけたいのが、その“効能”。一般的に夏の野菜はカラダを冷やし、冬の野菜はカラダを温めてくれます。と、いうことは夏の野菜を冬にとるとカラダを冷やしてしまい、腰痛や肩こりのもとに。いまは一年中野菜が手に入るようになっているので、きちんといつが旬の食材なのか、を調べておきましょう。
ふだんの生活を見直すことで、コリや痛みに別れを告げるとともに、より前向きに健康的な生活を手に入れられるようになります!いずれも特別な取り組みやお金がかかるものではありませんので、ぜひできることからはじめてみましょう。
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